みなさんは「ホワイトホース」というスコッチウイスキーをご存知ですか?
「スコッチの五大銘柄」の中の1つで、知名度も抜群!!
ハイボールのイメージもとても強いですよね。
今回はそんなホワイトホースの歴史や魅力、美味しいハイボールの作り方まで徹底解説していきます。
ホワイトホースとは
「ホワイトホース」はスコッチウイスキーの中でも特に有名な銘柄で、世界100カ国以上で飲まれていると言われています。「スコッチの5大銘柄」なんて言われているほど、世界中で愛されているウイスキーなのです。
●スコッチウイスキーとは
スコッチウイスキーは「アイリッシュ」「カナディアン」「バーボン」「ジャパニーズ」に並ぶ世界五大ウイスキーの1つです。
実は、世界の五大ウイスキーの販売シェアのうち50%がスコッチウイスキー。つまり、スコッチウイスキーは五大ウイスキーの中で一番多く飲まれているのです。
スコッチウイスキーは12世紀ごろにスコットランドで生まれたとされています。
大きな特徴は原料となる大麦麦芽をピークで焙煎し、乾燥させること。
この時につくスモーキーな香りがスコッチウイスキーならではの味わいと言えます。
スコッチウイスキーは
①スコットランド内の蒸溜所で糖化、発酵、蒸留を行うこと
②スコットランド国内の保税倉庫で3年以上熟成させること
③最低びん詰めアルコール度数は40%であること
という3つの定義があり、これに基づいて生産されるものがスコッチと名乗ることができるのだそう。
●ホワイトホースが生まれたのは
ホワイトホースの生みの親はピーター・マッキー氏。
彼は叔父がアイラ島の「ラガヴーリン蒸留所」のオーナーであったこともあり、若い頃からウイスキー造りに携わっていました。
ピーターはその後自分で会社を設立し、1890年にホワイトホースを発売します。
「ホワイトホース」という名前は、1742年に創業したスコットランドのエジンバラにある”ホワイトホースセラー”という旅籠が由来です。
エジンバラからロンドンへ向かう馬車の乗客たちに、ウイスキーを提供していたのだとか。
ちなみにホワイトホースのラベルには馬が描かれていますが、このロゴもホワイトホースセラーがモチーフになっています。
●ホワイトホースの味わい
ホワイトホースは「ラガヴーリン」をキーモルトに、甘みのあるグレンエルギンなどを加えたブレンデッドウイスキーです。
この絶妙な配合により、スコッチウイスキーらしい香りと少し甘みのあるまろやかな味わいになりました。
その後世界に広まり、日本を含む各国で人気の銘柄となっています。
さらに、日本では、日本の市場に合わせた「ホワイトホース12年」も発売!
華やかでフルーティーな味わいのため、ウイスキーが苦手でもストレートで飲めるといわれています。
ウイスキーの入門編として大変おすすめです。