…私たち飲兵衛がこよなく愛する言葉「乾杯」。
この言葉、世界ではなんと言われているのか気になりませんか??
ということで今回は、飲み会や合コンで使えば一目置かれること間違いなし(!?)
世界の「乾杯」の言葉をご紹介します!!
中国
「カンペイ!!」
中国ではこの掛け声で乾杯をします。
乾杯の時にはアルコール度数の高い白酒を使い、さらに乾杯後はすぐに全て飲み干さなければなりません。
乾杯は“干杯”と書き、これは“飲み干す”という意味があります。
そのため、中国では乾杯のあとは必ずグラスを空けることが常識となっているのです。
また、中国では宴会中何度も“乾杯”を行います。
というのも、中国では1人でお酒を飲むことはルール違反とされていて、必ず相手を見つけて飲まなければいけません。
相手のペースに合わせる、という日本とはマナーが違うので注意が必要ですね。
ちなみにお酒が飲めない方は、はっきりと「随意」と伝えましょう!!
韓国
「コンベ!!」
海を挟んでお隣の国、韓国ではこの掛け声で乾杯をします。
韓国ではお酒の席ではみんなで一緒に楽しむことがマナーとされているため、宴会中に何度も乾杯が行われることもあります。
さらに韓国には乾杯の掛け声として「チャン!」というものもあります。
これはグラスをならすときの音(日本ではチン、と表したりしますね)からきていて、友人同士などカジュアルな飲み会の時には「チャン」が使われることが多いそうですよ。
アメリカ
「チアーズ!」
アメリカではこの掛け声で乾杯をします。
私も留学に行っている友人たちのインスタグラムのストーリーでよく耳にしています(笑)
日本で乾杯といえばグラスを軽くぶつけることが一般的ですが、アメリカではその他にもグラスを軽く持ち上げたり、相手のほうに傾けたり、割ってしまいそうなほど強くグラスを当てたりと、さまざま。
また、「チアーズ」には軽いお礼の言葉や軽い挨拶として使われることもあります。
日本でいう「サンキュー」や「ちぃーす!」みたいなイメージでしょうか。
メールの結びとして、「チアーズ」を使うこともあります。
アメリカ以外でもイギリスやオーストラリアでもよく使われる言葉なので、覚えておくと便利ですよ!!
スペイン
「サルー!」
スペインではこの掛け声で乾杯をします。
スペインではグラスをぶつけ合うことはマナー違反!!
昔は激しくグラスをぶつけ合わせ、お互いの飲み物が自分の飲み物に入ることで毒味の代わりをしていた、また音を鳴らすことが魔除けの意味を持っていたとの説もあります。
しかし、今は絶対にそんなことしちゃダメですよ!!
スペイン流の乾杯は
①グラスを少し持ち上げて
②アイコンタクトしてタイミングをつかみ
③(グラスを近づけることもあるが“ぶつけないで”)「サルー!」
こんな感じです。お上品!!
おしゃれなお店での女子会なんかで使ってみたいですね。
シンガポール
「ヤン・セン!!」
シンガポールではこの掛け声で乾杯をします。
「ヤン・セン」の「ヤー」の部分が長ければ長いほど幸運がやって来るといわれているんだそう。
そのため、「ヤーンセーン!」と叫ぶように言います。
必死です、せっかくなら幸せになりたいですもんね!!
声が小さいとダメ出しされることもあるようなので、全力で叫びましょう、それがルールです。