伴野貴之のマイお気に入り記録


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2018.11.13
ウイスキー

アメリカンウイスキーの最高峰!?「ブラントンゴールド」の魅力に迫る

独特なボトルが特徴的なウイスキー「ブラントン」をご存知でしょうか?ボトルキャップには馬の彫刻が施されており、高級感さえ漂わせてくれます。

そんなブラントンの中でも、ブラントンゴールドは貯蔵している樽一つひとつの味を確認しながら、熟成のピークに達したもののみが選ばれる、とても厳しく作られたウイスキーです。
そのこだわりは輝かしい受賞歴に反映され、世界中のウイスキーマニアを虜にして止みません。

バーボン ブラントンゴールドとは

そもそもバーボンってなに?

ブラントンゴールドについて紹介する前、にバーボンとウイスキーの違いについて説明しましょう。

バーボンはアメリカで作られたアメリカンウイスキーの1つ。様々な種類があるウイスキーの中の1つのジャンルという認識で問題ないでしょう。アメリカンウイスキーは世界5大ウイスキーに含まれていて、多くの人に消費され続けています。

バーボンはトウモロコシ、ライ麦、大麦を51%から80%未満の割合で使用し、内側を焦がした樽で熟成させたウイスキー。アメリカのケンタッキー州バーボン群で生まれたものであるため「バーボン」と言われています。

ちなみにウイスキーで有名なスコットランドでも、大麦麦芽が原料のものをスコッチと別名で呼んでいたりします。

独特の製法

ブラントンは一般的なバーボンのようにさまざまな樽原酒をブレンドするのではなく、一つの樽からのみボトリングしています。一つの樽の原酒から、わずか250本しか製造できない上に、厳しい職人の目を通過した樽だけが熟成されるため大変貴重なウイスキーだと言えるでしょう。

ブラントンゴールドの味と香り

いくつかのグレードが分けられているブラントンの商品ラインナップ。その中でもゴールドは最高級品なんです

原酒の中でも、最高のものだけを選別して作られており、その深い味と崇高な香りは何にも代えがたい魅力的な個性となっています。

重厚感のあるフルーティな甘さと卓越したなめらかな味わいに、胡椒のスパイシーさとオーク樽が混ざった複雑な香りが特徴です。

ブラントンゴールドのおすすめの飲み方

ブラントンゴールドの個性をしっかりと堪能したいのであれば、トワイスアップがおすすめです。トワイスアップは氷を入れずにウイスキーと同量の水を入れて度数を薄めたもの。

香りを引き立たせる役割を持っているので、ブラントンゴールドのような香り高いウイスキーにおすすめです。

グラスは香りがひき立ちやすい、テイスティンググラスやワイングラスといった口がすぼまったものが◎。

ブラントンの歴史

アメリカ ケンタッキー州で生まれたブラントン

18世紀後半。アメリカのケンタッキー州バーボン郡はとても自然が豊かで、樽にする木材やウイスキーの原料になる水やトウモロコシが豊富にありました。
ウイスキーの生産に適した地で生まれたのが、トウモロコシを原料としたウイスキー「バーボン」だったのです。

その後、1984年にケンタッキー州のフランクフォート市の市制200年を記念して作られたのがブラントンでした。

名前の由来は、エンシェントエイジ社のディスティラリーに40年間務めたバーボン造りの名人アルバート・ブラントンの名前からとったもの。

ブラントンゴールドの輝かしい実績を紹介

ヨーロッパ最大の酒類コンペティション「International Wine & Spirit Competition(IWSC)」で、2014年と2015年にブラントンゴールドが2回連続でバーボンカテゴリーの最高賞を受賞しています。

さらに、2018年にアメリカの種類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)」でも、「ブラントンゴールド」は特別金賞を獲得しているなど、数々の輝かしい実績をもつバーボンなのです。

ボトル・ボトルキャップへのこだわりもすごい!

ブラントンと言えば、ユニークな形のボトルとブラントンを象徴するボトルキャップです。

ボトルには蔵出しの日付、ボトル番号、樽番号がなんと手書きで書かれているんです!つまり、世界で一つしかないラベル
そのデザインはとってもおしゃれ。部屋に飾るだけでインテリアとして高級感を演出してくれるでしょう・・。

また、ブラントンのボトルキャップは、アメリカンダービーをイメージしたようなサラブレットが乗っています。実はこのボトルキャップは全て同じデザインではなく、8種類あるんです。それぞれには文字が刻まれており、8つを繋げると「BLANTONS」つまり「ブラントン」になるんだとか!

なんだか、コレクション心をくすぐられるブランドですよね!

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