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2018.5.28
ワイン

ワインが苦手な人にこそ飲んで欲しい!「ロゼワイン」の魅力を徹底解説

 

こんにちは。

突然ですが、ワインはお好きですか??

見た目はぶどうジュースみたいで飲みやすそうなのに、渋くて少し飲みにくいですよね。

実は私もまだワインに対して少し苦手意識があります。
(お酒のウェブメディアで働いているのにちょっと怒られてしまいそうですね(笑))

そんな私でも美味しいなぁと思えるワインが今回ご紹介する「ロゼワイン」です。

ワイン入門としてオススメなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!!

ロゼワインとは!?

日本人の私たちは、ワインといえば「赤」と「白」ですが、可愛らしい「ピンク色」のワインがあるのをご存知でしょうか?

このピンク色のワインが「ロゼワイン」です。
「ロゼ」とはフランス語で「バラ色」という意味があります。

赤ワインのようなコクと、白ワインのような飲みやすさを兼ね備えた味わいが特徴的です。
もちろん赤ワインや白ワインのように「甘口」と「辛口」のものがあります。

甘口のロゼワインはチーズやナッツ、スイーツ系などと相性が良く、辛口のロゼワインは中華料理や肉料理、魚料理との相性がいいと言われています。
…つまり、どんな料理とも相性の良いオールラウンダー!!

さらに見た目も可愛い完璧なワインなんですね。

ロゼワインの造り方

通常、赤ワインは「黒ブドウ」、白ワインは「白ブドウ」を原料に作られていますが、ロゼワインには原料となる「ロゼワイン用のブドウ」が存在しません。

ロゼワインは赤ワイン用の「黒ブドウ」・「黒ブドウと白ブドウの両方」を原料とする場合があります。
また、ロゼワインを作る製法は3つもあるんです。

①マセレーション法(セニエ法)

この製法は主に赤ワインを造る際に用いられる製法です。
マセレーションとは、湯や水に浸して柔らかくするという意味のある英単語の「maceration」が名前の由来となっています。

マセレーション法は黒ぶどうを使い、果皮や種子も一緒に醸造する方法です。

ロゼワインの場合は、液体が程よく色付いたところで果皮と種子を取り出し果汁のみで発酵を続けます。
こうすることでロゼワインの美しい色合いを生み出しています。

②直接圧搾法

この製法は主に白ワインを造る際に用いられる製法です。

ブドウを果皮ごと潰して圧搾してから果皮と種を取り除き、果汁のみを発酵させてワインを醸造します。

白ワインの場合には白ブドウを使用しますが、ロゼワインの場合には黒ブドウを使用します。
果皮ごと圧搾する際に果皮から色素が果汁に移るため、果汁がピンク色になり、ここからロゼワインの色が生まれます。

③混醸法

製法としてはマセレーション法を用いてロゼワインを醸造する際と同様ですが、原料に黒ブドウと白ブドウの両方を使います。

主にドイツで採用されているのがこの方法です。

ここで注意するべきなのは混ぜているのは完成した赤ワインと白ワインではなく、それらの原料であるブドウの話であるということ。

実は赤ワインと白ワインを混ぜてロゼワインを作ることはヨーロッパのワイン法で禁止されているんですよ!!
フランスのシャンパーニュ地方で作られる「シャンパンのロゼ」だけは、特例で赤ワインと白ワインを混ぜて作ることが法律によって許可されています。

ちなみにロゼワインは淡いピンク色から濃いピンク色まで様々な色合いがありますが、色の濃さと味の濃さは比例しないので、選ぶ際には頭に入れておいてくださいね。

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