「横丁」という響きには、なんだかおじさんやおじいちゃんが通うお店が並んでいるイメージがある方もいるかもしれません。でも、最近は横丁に足しげく通う若い世代、なんど若い女性のお客さんも増えているのだとか。東京に点在する横丁には幅広い年代の飲ん兵衛を引き付ける魅力がたくさん。今回は、東京都内の横丁それぞれの魅力やおすすめポイントをお伝えします。
中央線エリア
吉祥寺ハーモニカ横丁/吉祥寺
住みたい街として注目される吉祥寺には、「ハーモニカ横丁」があります。その名の通り、ハーモニカのように約100件の小さなお店が所狭しと並んでおり、どのお店もお客さんの出入りが絶えません。肉汁たっぷりの小龍包や売り切れ御免のメンチカツ、食べ応えのあるジャンボ餃子など、テレビでも紹介されているグルメが味わえます。
ハーモニカ横丁はJR吉祥寺駅北口を出てすぐです。
中野駅北口エリア/中野
中野駅北口エリアといえば、多数の名店が並ぶ、飲ん兵衛が入り浸りたくなってしまうこと間違いなしの飲み屋街。中野駅北口にはいくつか商店街があり、特に「サンモール商店街」や「新仲見世商店街」はいつも多くのお客さんでにぎわっています。また、昭和感ただよう飲み屋さんが多い「昭和新道商店街」は、新しく「百軒横丁」と称して街を盛り上げているところなのだとか。
こちらは中野区中野5丁目の昭和新道商店街。
荒木町商店会/四谷
新宿区にある荒木町は、明治の頃には「お江戸の箱根」と言われた風情ある花街。もともとは松平摂津守の上屋敷があった場所なのだそうです。高級割烹店だけでなく、かつて芸者さんだったという女将が営む小料理屋や若者向けのバーなど、あらゆる世代の方が訪れやすいお店が軒を連ねています。
迷い込みそうになってしまう荒木町は、四谷三丁目駅から徒歩5分ほどです。