こんにちは。
夏も終わり、だんだんと寒さも増してきました。
こんな季節に飲みたくなるのが日本酒!!
「おじさんが飲むもの」というイメージの強かった日本酒ですが、最近は若い方が日本酒を飲むことも増え、先日新橋で開催された「新橋酒祭り」でも若い方、特に女性の皆さんが多く参加してくれた印象がとても強いです。
ということ今回は、女性の皆さん必見!!
日本酒が持つ様々な効果をご紹介したいと思います。
美白・美肌効果
まず挙げられるのは「美白・美肌効果」。
飲むだけでなく、肌につけることでも美白効果が期待できるため、最近では日本酒成分入りの化粧品や日本酒石鹸なども発売されています。
「相撲取りの肌が綺麗なのは、普段から日本酒を飲んでるから」とも言われているんです。
この効果の理由は、日本酒にコラーゲンの素となるαエチルグルコシドという成分が含まれているからだと言われています。
αエチルグルコシドは、シミやそばかすの原因となるメラニン色素を抑える力があるのです。
さらに日本酒の原料である米麹には「コウジ酸」という成分が含まれており、こちらもメラニンの生成を抑制して、肌のトラブルを解消する効果が期待されています。
保温・保湿効果
日本酒には「美肌・美白」効果だけでなく、肌の保湿、保温を促す効果もあります。
これは日本酒の旨味成分であるαGG(α-グルコシルグリセロール)が、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進させるため。
肌の保湿を維持する働きをしているんです。
さらに日本酒に多く含まれているアミノ酸は肌の角質層の構成要素となっています。
この成分によって肌の潤いを閉じ込め、もっちりプルプルな肌質を保ってくれるのです。
リラックス効果
ストレス社会で働く女性に嬉しい効果、「リラックス効果」も日本酒に効果としてあげられます。
これは日本酒は他のお酒よりも「アデノシン」がたくさん含まれていることに由来します。
「アデノシン」には血管の収縮を妨げ、血液循環が良くする効果があります。
これによって血液が流れやすくなるため、筋肉のこりがほぐれるのです。
また、日本人の主食である「お米」が原料になっているからか、日本酒の香りってなんだか落ち着きますよね。
筋肉のこりがほぐれることだけでなく、香りによるリラックス効果もあるのではないでしょうか。
血液促進効果
日本酒には体温上昇効果があります。
日本酒は飲んだ後の体温の上昇が、他のお酒より2〜3度ほど高いという特徴に加え、体温を保つ効果もあります。
体温の上昇によって血行が良くなり、血行促進による新陳代謝により体内の老廃物が浄化されるのです。
さらに血液循環が良好になると、皮膚表面の血液循環も良くなり、お肌の隅々まで栄養素が届くようになります。
これは美肌にもつながりますね。
また、血流が良くなることで冷え性の予防にもなります。
お燗にすることで、さらに血液促進効果が期待でき、むくみの改善にも繋がります。
女性の敵である「冷え」と「むくみ」の両方を開栓してくれるなんて夢のようです。
栄養効果
人の体に必要不可欠な栄養要素「アミノ酸」。
先ほどもご紹介しましたが、日本酒はこのアミノ酸が特に多く含まれていることが特徴です。
アミノ酸は、肌の角質層の構成要素であるだけでなく、胃を丈夫にして、食欲を増進させる効果もあります。
食中酒として日本酒を飲むことで、胃壁が厚くなり丈夫になるのです。
もちろん食べすぎ、飲みすぎは厳禁ですよ!!