伴野貴之のマイお気に入り記録


このサイトは管理人である伴野貴之が自分の好きな酒に関する記録を残しています。お気に入りサイトや楽天などでの購入商品レビューなどを掲載します。

2018.5.17
日本酒

福島の銘酒「大七」の魅力を徹底解説!”生酛造り”にこだわる理由とは?

生酛造り」。

日本酒好きの方なら、この言葉にピンときたかもしれません。「生酛造り」は、日本酒の作り方の1種で、簡単に説明すると昔ながらの造り方です。非常に重労働かつ手間がかかることでも知られているため、技術が進化した現代でなんの意図もなく「生酛造り」をする蔵人はいないでしょう。

さて、そんな「生酛造り」ですが、実はこの造り方でしか日本酒を造らない、こだわりが強い蔵があることをご存知ですか?燗酒コンテストでも常連のあの蔵です。

それでは早速ご紹介します。今回のピックアップは、福島県の日本酒「大七」です。

「大七」とは?

熱燗と言えば「大七」。「大七」と言えば熱燗。そう言っても良いくらい、燗酒好きに愛されている銘柄「大七」。
受賞した賞は数知れず。日本酒ファンを中心に、その名を轟かせている逸品です。

食中酒としても折り紙付き。こだわりの「生酛」ならではの奥深い味わいは、和洋選ばずに料理に寄り添い引き立てます

流行りのフルーティーなタイプの日本酒や、淡麗辛口タイプの日本酒とはまた違う、旨味がしっかりとしたタイプの日本酒である「大七」は、中級者〜熟練者に特にオススメ
日本酒好きの方にプレゼントする1本として、有力候補にあげて良い代物です。

「大七酒造」とは?

創業1752年(宝暦2年)。260年以上もの歴史を持つ老舗蔵元大七酒造」。蔵があるのは福島県二本松
日本酒の正統かつ伝統的な醸造法である「生酛造り」にこだわり、全商品を「生酛造り」で醸す蔵元です。

味わい深さ、力強さと洗練との両立」「時間によって成長する酒であること」「人の手と叡智を結集した酒であること」の3つを大切にし日本酒を醸造。辿り着いたのが、変わらず「生酛造り」を貫き通すという姿勢でした。

醸し続けて十代目。長い歴史と共に、日本酒を伝え続けてきたのが「大七酒造」です。地元福岡だけでなく、日本を代表する蔵と呼んで間違いないでしょう。

「大七」シリーズ

大七生もと

整えられたバランスは、生酛らしい豊かなコクと旨味を持ちながら、スッキリと喉を超えていく中辛口の日本酒。
後述する「純米」より、スッキリとしたキレを求めるなら、本醸造である「大七生もと」がオススメです。

購入はコチラから

大七純米生もと

・日経新聞「何でもランキング」"おせち料理によく合ってお燗にすると美味しい日本酒"第1位
・2007年 日本酒大SHOW「お燗でじっくり飲みたいお酒」第1位
・2008年 日本酒大SHOW「お燗にして美味しい日本酒」ゴールド賞
・2009年 日本酒大SHOW「おせち料理と合う日本酒」プラチナ賞

輝かしい受賞歴を誇る、「大七」を代表する逸品。「大七」を飲むならまずはこれから味わうのがオススメです。
生酛」ならではの、濃醇なコクと旨味が特徴。加えて酸味とのバランスも良く、特に強い味わいながら後味のキレが良いことも、盃が進む重要なポイントです。

購入はコチラから

-->