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2018.11.29
ワイン

【ソムリエコラム】ワインセラーとワインクーラーは違う!?それぞれの特徴とオススメ商品を紹介

ワイン好きの方にとって、自宅でワインをどのように保管するかというのは永遠の課題。好みのワインをこうニュしていると、ついつい本数が増えてしまい保管が難しくなるなんてことも多々あるかと思います。

そこで活躍するのが、ワインセラーとワインクーラー。今回は、それぞれの特徴やオススメの商品をご紹介します。正しい方法でワインを保管し、今までよりもさらに快適なワインライフを送りましょう!

ワインの理想的な保管環境とは

そもそも、ワインの理想的な保管環境にはどのような条件があるのでしょうか?

温度だけでなく湿度も重要

ワインは12〜15℃という、やや低めの温度が理想的です。そのため、特に気温が高い夏場などは、常温で保管しているとすぐにワインの劣化を招いてしまうことになりかねません。

温度だけではありません。実は、ワインにはある程度の湿度があることも重要なのです。
乾燥しているとコルクが収縮し、その隙間から空気がワインに入り込み、ワインの酸化を招いてしまうからです。
理想的な湿度は60〜80%。これは、やや湿気があると感じるくらいの湿度になります。

その他の注意すべき点は

温度や湿度以外にも、ワインを保管する上で気をつけなければならないことがあります。

それは、光や振動。ワインは日光はもとより、蛍光灯や電灯の光、振動などからもダメージを受けてしまいます。

そのため、冷蔵庫での保管はワインにとってあまり良くありません
冷蔵庫は温度が5℃程度と低過ぎだったり、湿度が足りなかったり、光が当たりやすかったり、開け閉めによる振動を受けやすかったりなど、様々な悪条件が重なっているからです。

ワインセラーとワインクーラーの違いは?

先述したように、自宅でワインを保管するのであれば、常温や冷蔵庫はあまり向きません。最適な状態でワインを保管するためには、やはりワインセラーやワインクーラーといった専門の機械を使うのが最もふさわしいのです。

以下では、ワインセラーとワインクーラーの違いや効果、そして数ある商品の中から選ぶポイントを見ていきましょう。

加湿機能の有無

ワインセラーとワインクーラーの違いに明確な定義はありませんが、一般的には加湿機能のあるものがワインセラー、ないものがワインクーラーと呼ばれていることが多いようです。

ただし、加湿機能の無いタイプのものでも、「ワインセラー」と表記されていることがあるので、もし加湿機能のあるタイプのものをお求めであれば、逐一確認した方が無難でしょう。

目的に応じて選ぶ

高級ワインをよく購入される方や、上質なワインを飲み頃になるまで自分の手元で熟成させたいという方には、加湿機能のあるワインセラーがオススメです。逆に、長期熟成をさせず早めに消費するようであれば、加湿機能の無いもので十分です。

また、熟成させている間に他のワインを購入すると次々にワインが増えていくので、収納本数も多い方が良いでしょう。
ネット通販などでワインを一度に何本もまとめ買いをされるような方も、それに応じて収納本数が多いものを選ぶと◎。

なおワインセラーにしてもワインクーラーにしても、収納本数の多いものはその分スペースをとるので、置く場所のスペースの都合も必ず考慮して検討してくださいね。

ワインセラーとワインクーラーのおすすめは?

加湿機能のあるタイプ

家庭用のワインセラーとして人気が高いのは、sirocaの12本収納タイプ。

 

モーターを使わずに電気だけの制御で温度を管理する「ペルチェ式」という冷却方法で温度管理がされているため、冷蔵庫のようなモーター音も気にならず、振動もほとんどありません。

さらに加湿トレーもついていて十分な湿度も保たれるので、コルクを乾燥から守ることができます。

加湿機能がないタイプ

加湿機能がない、いわゆるワインクーラーとして人気が高いのは、BESTEKの12本収納タイプのもの。

 

コンパクトなので場所も取らず、スタイリッシュなデザインです。

冷却方法はペルチェ式が採用されており、見た目と機能性を兼ね備えています。

まとめ

ワインを理想的な環境下で保管することができるワインクーラーとワインセラー。

今以上にワインを楽しみたいという方も、これからワインを楽しみたいという方も、まずはワインセラーを購入を検討してみてはいかがでしょうか。きっとワンランク上の、ワインの楽しさを発見できるはずです。

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