夏場から秋にかけて凶暴化するスズメバチ…我が家の庭にも巣を作られてしまい、大変でした。
スズメバチと聞くと、猛毒な針を持っているという印象が真っ先に浮かびますよね。
しかし、そんなスズメバチの毒を逆に薬にしてしまう「スズメバチ焼酎」というお酒があるんです!!
スズメバチの毒とは?
“世界最大の殺人バチ”という異名を持ち、攻撃性の高い虫として有名なスズメバチ。
スズメバチの毒は、いろいろなタイプが混ざっていることから「毒のカクテル」とも呼ばれていています。
中でも神経毒に強力な作用があるのだそうです。
刺されると強い痛みや腫れ、体温の上昇などの症状が起こります。
また、神経系の毒が強いため、大量に刺されると麻痺がおきて呼吸不全に陥ることも...。
さらに通常2回以上刺されると「アナフィラキシーショック」の発症率が上がり、全身性のじんましんや血圧低下、意識障害などが起こることがあります。
まずは巣や蜂に不用意に近づかないことが大前提ですが、万が一刺されてしまった場合にはすぐにその場を離れ刺された箇所を水で洗いながら毒を押し出し、すぐに病院へ行きましょう!!
スズメバチの毒が薬になる!?
スズメバチは人を殺してしまうほどの毒を持っていますが、その毒を薬にする方法があります。
それが「スズメバチ焼酎」です。
生きたスズメバチをそのまま焼酎に漬けます。
蜂毒は基本的にたんぱく質系の毒のため、アルコールに長時間つけておくと毒抜きすることができるんだそう。
最近ではスズメバチの毒に含まれる多種のアミノ酸に注目が集まっていて、「疲労回復」、「血糖値」や「不整脈」にも効果があるとされています。
さらに女性に嬉しい「美肌効果」や血行促進効果によってリウマチにも効用があるとされているのだそうです!!