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2018.5.29
日本酒

スラムダンクのキャラの元になった日本酒!?福岡の銘酒「三井の寿」の魅力

皆さん「杜氏」という言葉をご存じでしょうか? 酒蔵での醸造における最高責任者を杜氏といいます。杜氏は村や地域ごとに一つの流派を形成し、伝統的には杜氏と蔵元は別になっておりました。しかし最近では蔵元が杜氏を兼ねる「蔵元杜氏」という場合が増えています。

今回紹介する「三井の寿」は、そんな蔵元杜氏の元で造られている福岡県の日本酒です。

「三井の寿」の概要

ブランドの中で最も代表的なのは「三井の寿 大辛口 純米吟醸山田錦」でしょう。
福岡県の日本酒は淡麗辛口である場合が多いですが、「三井の寿」もその例に漏れずキレの良い爽やかな口当たりとなっています。特にこの大辛口は、名前からもわかるように大変辛口のお酒。日本酒度も+14と、数字上からもその辛口度合いが伺えます。

しかし、辛いばかりではないのが「三井の寿」の特徴。キリッとした辛口の日本酒ながら、長い歴史に裏打ちされた味わい深さもあるんです。そのため食事中だけでなく、食前酒や食後酒としても適した日本酒となっています。

三井の寿の仕込み水と酒米

三井の寿の生産が始まったのは大正11年頃。その当時から、仕込み水として使われているのが蔵の近くを流れる小石原川です。この川は、元をたどると阿蘇山の筑後川から分かれた川で、日本酒の醸造に不可欠である良質なミネラルがたっぷりと含まれています。

また、酒米として使われているのは酒米の代表的存在と言える「山田錦」。多くの山田錦は兵庫県で生産されていますが、この三井の寿で使われる山田錦は福岡県内の糸満地区で生産された物なんです。

小石原川の仕込み水・糸満の山田錦と、「三井の寿」は福岡にゆかりのある原料を上手く使った”地に根付いたお酒”といえそうですね!

「三井の寿」酒蔵を支える4代目・井上宰継

いつもお世話になります。地酒屋あさい商店です。 夏の日本酒が入荷しました。 三井の寿 純米吟醸 夏純吟 チカーラ Cicala イタリアン・ラベル・シリーズ 限定品 夏の日本酒 ¥2.600/1800ml ¥1.300/720ml (税別) 酒名の「チカーラ(Cicala)」とはイタリア語でセミのことです。 茶色い瓶に詰めて木にとまっているセミをイメージしコーデュネイトした夏の日本酒です。 リンゴ酸高生産の特許出願中の「夢酵母」を使用して醸していて、 リンゴ酸は果実のリンゴと一緒で、冷やすとキリッとした酒質になり、 常温では優しい「甘味」を表現してくれるのです。 醸造後に1度火入れしたフレッシュ感のある生詰酒ですので、 よく冷やしてお召し上がりください。この夏にぴったりの非常に爽やかな味わいです!! 「三井の寿」さんの限定流通イタリアン・ラベル・シリーズの夏バージョンになります。 🔸 🔸 #日本酒 #みいの寿 #三井の寿 #チカーラ #夏の日本酒 #イタリアンラベル #福岡県の日本酒 #春日井市 #家飲み #晩酌 #日本酒BAR #日本酒バー #日本酒好き #酒スタグラム #日本酒大好き #日本酒会 #日本酒女子 #酒蔵 #酒 #sake #酒好き #日本酒党 #地酒屋あさい商店 #高蔵寺 #高蔵寺ニュータウン #地酒屋あさい商店楽天市場店 #地酒屋あさい商店ヤフー店 #地酒屋あさい商店アマゾン店

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そして現在この蔵の中心となっているのが、4代目にして専務の井上宰継氏です。

元々は外資系の食品会社に勤めていたそうですが、27歳の時に実家へ戻って酒造業の手伝いを始めました。その後数年かけて酒造りについて学んだ後、社内の若手などと協力しながら独自の日本酒造りを開始。以後は「科学とセンスと情熱だ」をモットーに、杜氏に頼らない日本酒造りを行っています。

その井上氏が醸造時に特に注意するのが温度管理。品質を保つため、蔵は常に低温の状態を保っています。この他にもワイン酵母を使用した日本酒を開発するなど、様々な工夫を凝らした酒造りをしています。

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